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2024-10-18 14:11:00

1分転職 転職用語の解説⑤~内定と内々定~

 

転職活動において、「内定」と「内々定」という言葉をよく耳にします。これらの用語は似ているようで異なる意味を持ち、法的な側面でも重要な違いがあります。本記事では、「内定」と「内々定」の違いと法的拘束力について詳しく解説します。

 

内定と内々定の定義

 

内定

  • 企業が採用を正式に決定した状態
  • 通常、書面での通知が行われる
  • 法的拘束力を持つ

 

内々定

  • 企業が採用の内定を出す前の予備的な段階
  • 口頭での通知が多い
  • 法的拘束力は原則として持たない

 

内定と内々定の主な違い

 

1. 通知方法

  • 内定:書面(内定通知書)で通知されることが一般的
  • 内々定:口頭や電話、メールなどで非公式に通知されることが多い

 

2. 時期

  • 内定:新卒採用の場合、通常10月1日以降に出される
  • 内々定:内定より前の段階で出される

 

3. 法的拘束力

  • 内定:労働契約が成立したとみなされ、法的拘束力を持つ
  • 内々定:原則として法的拘束力を持たない

 

法的拘束力の詳細

 

内定の法的拘束力

  • 最高裁判例により、労働契約が成立したとみなされる
  • 企業側が一方的に内定を取り消すには、やむを得ない事由が必要
  • 内定者側も正当な理由なく内定を辞退すると、損害賠償を請求される可能性がある

 

内々定の法的拘束力

  • 原則として法的拘束力を持たない
  • ただし、状況によっては内定と同等の効力を持つと判断される場合もある
  • 企業側、内々定者側ともに、相手の信頼を裏切らないよう誠実に行動することが求められる

 

注意点

 

内定や内々定を受ける際は、以下の点に注意が必要です。

  • 内定と内々定の違いを正確に理解する
  • 書面での通知内容を確認する
  • 内定後の手続きや入社までのスケジュールを確認する
  • 他社への応募状況について誠実に対応する

 

まとめ

 

今回は、「内定」と「内々定」の違いと法的拘束力について解説しました。

「内定」と「内々定」は、転職活動における重要な段階を示す用語です。内定は法的拘束力を持つ正式な採用決定であるのに対し、内々定は予備的な段階であり、原則として法的拘束力を持ちません。転職を考えている方は、これらの違いを十分に理解し、適切に対応することが重要です。内定や内々定を受けた際は、喜びに浮かれすぎず、冷静に条件を確認し、自身のキャリアプランと照らし合わせて慎重に判断しましょう。内定と内々定の違いを理解し、適切に対応することで、スムーズな転職活動と良好な企業との関係構築につながるでしょう。

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